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2006年6月15日22時7分
時点のものです。

 
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起き抜けの水で排便反射を促す
長年、便秘に悩んできた人たちの多くは、腸の働きが鈍くなっています。
本来の働きを取り戻すには、体の内外から刺激を与えて、腸に喝を入れてあげることが、いちばんの近道です。
そこで、まずおすすめしたいのが、起き抜けの水です。朝目覚めて起き上がると、その動作が刺激となって、 脳が「さあ活動を開始しなさい!」と、腸に信号を送ります。
すると休んでいた腸は、のろのろと活動の準備を始めます。

このとき、冷たい水をコップに2〜3杯、一気に飲むと、寝ぼけ半分だった腸がパッと目覚めて、活発に活動するようになるのです。
医学的に説明すると、冷たい水が胃に入ると、その刺激で胃・大腸反射が起こり、大腸のぜんどう運動が活発になります。
さらに便秘をしていると、便の中の水分が腸壁に吸収されて、便が硬くなっているので、水分を補給するという意味からも、 起き抜けの水はたいへん有効です。
はじめは、起きてすぐに冷たい水を飲むのは、苦痛に感じる人もいるかもしれませが、慣れればそれが自然になるので、 続けてみてください。

冷たい牛乳や炭酸飲料も大腸の運動を起こさせる
朝の空腹時に、冷たい牛乳を飲むと、冷たい水と同様、胃・大腸反射を起こさせる効果があります。
それに加えて、牛乳には下剤効果もあるので、頑固な便秘の人には特におすすめです。
また、炭酸水、サイダー、コーラなどの炭酸飲料も、大腸のぜんどう運動を活発にする効果があります。

これは、冷たい刺激と水分補給という効果に加えて、飲み物に含まれる炭酸ガスが胃を刺激し、大腸の運動を促すからです。
ただし、ガスがたまっておなかが張っていたり、おならが頻繁に出て困っているときは、炭酸飲料を飲むとよけいにひどくなるので避けてください。 また、サイダーやコーラは飲みすぎると肥満を招くので、とりすぎには注意してください。

けいれん性便秘の人は刺激に注意
同じ便秘でも、けいれん性便秘の場合、腸に刺激を与えるのは、かえって逆効果となります。
腸のぜんどう運動が弱いために起こる結腸性便秘や直腸性便秘とは逆に、けいれん性便秘は腸が過度に緊張し、ぜんどう運 動が強すぎるために起こります。
そのため、腸を刺激すると、よけいに症状をひどくしてしまうのです。
けいれん性便秘の人は、冷たい牛乳は避け、温めてからに飲むようにしてください。

牛乳に下剤効果について
牛乳に下剤のような効果があるのは、牛乳に含まれる乳糖の作用によるものです。
誰でも赤ちゃんのときは、小腸に乳糖分解酵素(ラクターゼ)をもっているのですが、成長するにつれて、この酵素がしだい に少なくなってきます。
そのため、大人が牛乳を飲むと、乳糖が完全には分解しきれないまま大腸に達します。
これが腸を刺激することから、ぜんどう運動が活発になり、便意が起こるのです。
     



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